ミスカラーについて

 ミスカラーとフラフィ

 クッキーは左半分の顔が白いコーギーで、ミスカラーと呼ばれます。
 コーギーにもスタンダードがあり、白い毛の入っていい場所、いけない場所が決められているそうです。
 白が入ってはいけない場所に白が入っている子がミスカラーになります。
 ミスカラー以外にコーギーの場合は、毛の長い子が生まれることもあります。
 これはフラフィと呼ばれ、やはりスタンダードからは外れています。
 スタンダードではないけれど、どちらも愛するコーギーであることに間違いはないのです。


 ミスカラーの子の約束事

 同じコーギーであっても、ちょっと他のコーギーと違うという印象を与えるミスカラーやフラフィの子。
 スタンダードから外れた子の約束事として、後世にその遺伝子を残してはいけないとされています。
 先代の皆さんが苦労して守ってきたスタンダードを崩さない為にも注意しましょうね。
 それから、犬種の美しさ等を競うドックショーには出られません。


 幸せを願って

 ミスカラーで産まれたコの中には、産まれた時点で処分されてしまうコもいると聞きました。
 せっかくこの世に生を受けたのに、その命を人が奪ってしまうなんて・・・。
 大切な事は、ミスカラーの命を絶つことではなくて、その遺伝子を残して行かない事だと私は思うのです。
 クッキーは、避妊手術を受けました。
 ミスカラーであることを理解した上で、我が家の家族の一員として大切にしてゆきたいと思っています。
 この世に生を受けたすべての犬達が、どうか幸せになれますように・・・。

 ★2003年 「コーギースタイル」VOL.8 P40~P41ミスカラー特集でクッキーを掲載して頂きました。

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